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フロックコートとは?

今回はフロックコートです。
フロックコートとは一体どのようなものなのでしょうか…

フロックコートとは、昼間の正礼服になります。
ちなみにタキシードは午後以降で、夜に着用するもの、という文化も根強いです。

フロックコートとはどのような服なのかというと、
タキシードと決定的に違うのは拝絹が付いていないことです。
タキシードの拝絹の由来についてはこちらをご覧ください)

実は昔、16世紀から17世紀のヨーロッパの農民が仕事のときに着ていた、
長袖で丈の長い服が起源とされているんです。
もともとは布も質素なものでした。

さて、その後は上質な生地を用いて仕立てられるようになり、
イギリスを中心に一般市民のよそ行きの服となっていきます。

しかもこのフロックコートの装い、ジャケット、ベスト、パンツというこの組み合わせが、
スーツの原型となっているという説もあり、
フロックコートが燕尾服、モーニングコートなどよりも由緒あるとされていた時代もありました。

そして今でも、修道士が着る袖の長い修道士服を、フロックと言うそうです。

フロックコートのコーディネートは、
通常はウィングカラー(立ち襟シャツ)にアスコットタイを合わせます。

また、フロックコート自体は黒かグレー系となります。
とはいえ着こなしを変え、華やかなネクタイ+通常カラーのシャツなどで
コーディネートされる方も増えてはいます。

また、襟はノッチドラペル、2ボタン〜3ボタンが人気です。
もちろんオーダーメイドなら特殊なデザインも実現できますので、お気軽にご相談ください。

 

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