軽井沢高原教会での挙式

【軽井沢高原教会】
 
 - 軽井沢を代表する幸せの歴史を育んできた教会 –
 
大正10年から100年以上、幸せを見守り続けてきた軽井沢高原教会。
 
牧師から贈られるおふたりへの励ましの言葉や、
おふたりを育ててきた親御様へのねぎらいを込めた言葉に思わず感動が込み上げる。
感謝の気持ちを胸に心からの約束を。
 
 
 
 

私共ボットーネではこれまで数多くの新郎・新婦の皆様にタキシードをお仕立てしてきました。

提携している結婚式場は極僅かであり、ほとんどのお客様は【式場持ち込み衣装】という扱いでボットーネのタキシードをご注文いただくのですが、提携店ではない為お客様の結婚式場は様々です。

国内の有名ホテルでのホテルウエディング、カジュアルなガーデンウエディング、ハワイや沖縄などのリゾートなどで挙式をされる方も多くいらっしゃいます。

今回ご紹介させていただくお客様は、長野県・軽井沢にある【軽井沢高原教会】で結婚式を挙げられました。

数ある挙式会場の中でも、これまでにボットーネではトッププラスに多くのタキシードをお仕立てさせていただいており、軽井沢の歴史ある教会ということもあって、教会が定めた細かな規定に沿った衣装選びが必要になります。

軽井沢の澄みきった自然と透き通った空気、時間の流れが清らかな【軽井沢高原教会】にはどんなタキシードが似合うのでしょうか?

 

軽井沢高原教会での新郎タキシードの選び方

(引用元:軽井沢ホテルブレストンコート (bestoncourt.com/)

ボットーネにご来店いただくお客様は大きく分けて2つの考えがあるようです。

 ①ある程度、もしくはかなりはっきりと、『作りたいイメージ』があるお客様

 ②イメージが特になく、プロに任せたいお客様

①②どちらでも私共はウェルカムなのですが、【軽井沢高原教会】のような歴史ある教会においては、一歩間違えると雰囲気を壊してしまうような残念なタキシードになる可能性もあります。

提携店のレンタルなら安心と思っている方もいるかもしれませんが、レンタル衣装はそこまで考えて作られていません。

あくまでも「それっぽい」キラキラした衣装が並んでいるだけなのです。

今回ご紹介させていただくH様は、『軽井沢に映えるブラウンの衣装にしたいというイメージを持ってご来店いただきました。

その場合、まずは私共でいくつかのヒアリングをさせていただき、タキシードのプロとしてしっかりとしたご提案をする為の情報を集めていきます。

 ●結婚式場の雰囲気は?

 ●新婦のドレスは決まっている?

 ●どのくらいの明るさ・暗さをイメージなのか?

 ●挙式後にはリメイクしてスーツにしたい?

 ●改めて教会規定を一緒に確認してみましょう

 ●過去に同じ会場でお仕立てしたタキシードはこんな雰囲気でした(事例紹介)

などなど、お客様のお持ちのイメージをさらに明確にしていく為のヒアリングをさせていただきます。

適当なヒアリングでタキシードをご提案するのは非常に無責任ですし、ボットーネでは安易に『お似合いになると思います』『おしゃれですね、かわいいですね』みたいな雰囲気で濁すようなことは絶対にしません。

『軽井沢高原教会にはこんなタキシードが合うと思います、何故なら・・・』のように、お客様が理解できるように丁寧にご説明することを心がけています。

決して安い買い物ではないですし、お客様にとって大事な大事な結婚式ですから、100%納得した状態でオーダーを楽しんでほしいのです。

タキシードのイメージがある程度固まっている場合でも、じっくり話し合いを重ねた上で、それらを踏まえて『プロにお任せしてみる』ようなお店だと素敵なタキシードに巡り合えると思います。

『このくらいの色のタキシードがいいかな?』という状態から、仕上がりイメージが具体的になり、安心してオーダーすることができます。

 

軽井沢高原教会に映えるナチュラルなブラウンタキシード

ここからはオーダーいただいたタキシードを詳しくみていきたいと思います。

「ブラウン系の衣装にしたい!」というテーマから様々な生地をご覧いただきましたが、ブラウンといっても落ち着いたトーンから明るく華やかなトーンまで幅広く、仕立て上がりの印象もまるで異なります。

緑に囲まれた軽井沢高原教会の雰囲気に沿うように、今回はその中から落ち着いたダークブラウンをお選びいただきました。

タキシードにおいてブラウンはカジュアルな部類に入りますが、こういった落ち着いたダークブラウンの生地にちゃんとしたタキシードの形でお仕立てすればカジュアルになりすぎず、フォーマルにもなり過ぎずのちょうどいい塩梅になります。

タキシードの衿にも注目をしてほしいのですが、通常のタキシードは衿には黒いシルクを合わせるところを今回は全て同じブラウンでお仕立てしております。

黒いシルクにするとタキシードが引き締まった印象になるのですが、それだと今回のイメージには少し重たい雰囲気が出てしまいます。

このようにあえて衿も同じ生地でお仕立てすることで、柔らかい雰囲気を醸し出すナチュラルなブラウンタキシードの設計にさせていただきました。

ドレス姿の花嫁の隣に並んでも、タキシードはそっとドレスを引き立て寄り添うような、優しく手を取ってエスコートするかのように新しい人生を歩き始めることでしょう。

「主役は新婦のドレスだからタキシードは控えめにしようかな」とお考えになるお客様が多いのですが、まさにそのドレスを引き立たせる為にあるような控えめな色です。

 

二次会用のベージュタキシード

そして、二次会用のタキシードにはベージュのリネンをお選びいただきました。

1着目のブラウンと同様に、襟のシルクなどは使わないウエディングスーツ仕様で、あくまでも軽井沢の自然に溶け込むようにナチュラルに仕上げています。

リネンタキシードの場合、蝶ネクタイもジャケットと同じリネン素材で作ることも多いのですが、H様は少しトーンの明るいイエローのような蝶ネクタイをチョイス。

結婚式らしい華やかさを表現したい場合は、タキシードよりも少し明るいトーンの蝶ネクタイを選ぶと良いと思います。

ウールのように伸縮性はない素材がリネンですから、普通のタキシードよりもはるかにサイズ感はシビアに見ていかなければなりません。

着用するとシワができ良い雰囲気に育っていきますが、その分袖やパンツの丈は少し短くなってしまいます。

その辺りも計算してお仕立てしているのですが、ここまでするタキシード店は他にはないかもしれません。

カジュアルタキシードであっても、身体にフィットしていることが何より重要です。

生地やデザイン選びだけでなく、サイズ感にもまでとことんこだわったタキシードで挙式を迎えてみてはいかがでしょう?