生地ブランド
スーツにリメイクできるオーダータキシードは、やはり今後も考えて生地にこだわりたいところ。
イタリア、フランス、イギリスを中心に、様々な生地をセレクトして、6カ月ごとにサンプルも一新。
最新のコレクションから、好みの生地でオーダータキシードが制作できます。
こちらは一部ではありますが、色々な生地をご紹介いたします。
フランスのマーチャント、ドーメルです。
テキスタイルデザイナーはイタリア人の女性ということもあり、とても艶やかで女性的、エレガントなコレクションが毎期登場します。
フランスでは生地自体を織るということはありませんので、本場イギリスや染色の美しいイタリアなどで織ります。
仕上がりは光沢があり構築的、色柄も豊富ですから、オーダータキシードにも非常に向いている生地の一つです。
ロンドンのマーチャント、ホーランドシェリーです。
こちらは英国を中心に傘下に織元を数多く持っており、非常に高品質で細番手のウールを贅沢に使用しています。
経糸も横糸も双糸という、耐久度にも優れ、オーダータキシードもそうですが、リメイク後のスーツは、ここぞという時のスーツにぴったりではないでしょうか。
ウールだけでなく、ベルベットなどの素材も充実しています。
エルメネジルドゼニアというと、その名を知らない方はいないかもしれませんが、イタリアの織元であり、プレタ(既製服)のブランドとしても有名です。
水の綺麗な地域で染色をし、オーストラリアの牧場自体も管理しているという徹底ぶり。
オーダータキシードもリメイクしたスーツも、ゼニアのスーツを一着持っておくのも悪くありません。
こちらはベルギーのマーチャント、スキャバルです。
歴史あるマーチャントで、その品質に定評があり、アメリカの大統領クラスもこぞってスキャバルの生地で仕立てたスーツやタキシードを着用しています。
SUPER表記などには出てこない高品質は、着用してみると実感します。
非常に重厚な英国調のオーダータキシード、また柔らかくもシワになりにくい細番手スーツ生地など豊富なコレクションを揃えているので、リメイクしたスーツをイメージしながら選ぶのも一つです。
こちらはイタリア、ビエレッシの中でもウールとシルクをブレンドしたコレクション。
ペイズリーやクロコ柄、幅広ストライプなど非常に個性的で光沢のあるラインナップです。
なかなか、これでオータータキシードを仕立てる方は少ないのですが(リメイクしたスーツを考えましても・・・)意外に人気があるのがベストです。
また過去には、このような特殊な光沢シルク素材を、ラペルに貼った個性的なデザインのオーダーを承ったこともあります。
(リメイクしたスーツは完全なるパーティスーツを目的とされていたお客様であります)
でました、SUPER160’sという、極細イタリア生地です。
サンプルのオーダータキシードもあるのですが、皆様お羽織りになられますと、おぉ~と歓声が上がるのがこちら、タリアデルフィーノーノ。
イタリアらしい横糸単糸で柔らかく、艶があり、まさに特別着のオーダータキシードに向いている素材です。
リメイクしたスーツも、列席の時のスーツや、重要な会食の時のスーツとして活躍するのではないでしょうか。
糸は細いですから、お召しになられたときにはシワがつきやすい傾向があります。
ところが上質なメリノウールとなりますと、スッと吊るしておくだけでもシワの回復力が違います。
リメイクした後にはできるだけ休ませながらお召しいただきたい、まさに一生ものといって過言ではないオーダータキシードとなるでしょう。
このコレクション、普段パターンオーダーなどをなさっている方でも、ご存じの方は少ないかもしれません。
百貨店でも見たことがありません。ハダースフィールドファインウーステッドという、非常に長い名前のタキシード素材であります。
コレクションも多く、御覧のようなグレンチェック柄のような英国らしいテイストも数多く、
しかしイタリアっぽい染色も取り入れていて、ありそうでなかったコレクションです。
他人とかぶらないオーダータキシードにいかがでしょう?もちろんリメイクしたスーツも、さり気なく個性が光ること間違いなし。
いかがでしたでしょう?
生地では良くわからないと思いますが、実際に色々な生地見本を置いています。
一部はロール生地といって、50m単位で仕入れをしたものを置いています。
ただ、生地見本だけで見ると良くわからないと思いますので、
少しですが羽織っていただけるタキシードもご用意していますから、
羽織っておおよその雰囲気を決めて、近い色・柄を見本帳で探す、という方法もあります。
もちろんオーダータキシードコンシェルジュ(フィッター)にお任せいただけましたら、
これだ!という生地をご提案いたしますので、ご安心ください。