お二人の想いを実現させるオーダータキシード。こだわった想いをスーツとしてリフォーム オーダータキシードコンシェルジュ

  小寺の日々気づき
ホーム > 小寺の日々気づき

小寺の日々気づき

【何も考えない】

本日の気づき【何も考えない】

常に進化向上するため、昨日より今日、今日より明日小さな改善を重ねています。

改善やタスクの同時進行、問題が起こった時に即座に対応する場合、

優先順位を考える必要があります。無駄なく進めるために必要なことです。

そんな時は、いったん冷静になり何も考えない時間を作ります。

私は特にこのような時間を、1週間のうち一時間はとっています。

例えば、部屋の掃除や片づけをする際にも有効で、面白いほど無心になれます。

そういった時間を、一週間のうちの1時間でも作ることを大切にしています。

日々成長、日々感謝。

13 / 2015.10.10.土

【起きた事に正面から向き合う】

本日の気づき【起きた事に正面から向き合う】

サロンでは、日々改善が繰り返されます。お客様の見えるところから、見えない内部まで。お客様のことを考えた効率や体制を整えるべきだと全員がそう思い、どう在るべきなのかを考え追求しています。(行動指針の効率より:私たちは効率の良い活動をするため、昨日より今日、今日より明日、小さな改善を重ねています。)

 

最近では、更にお客様へ喜んでいただける取り組みを考え、ミーティングを重ね、実行しています。再来週も一日がかりで大きな試みのミーティングに備え、今は各自が準備をしている段階です。みな、ミーティングで新たに改善を進められることを楽しみしているんです。ワクワクといった表現がしっくりきます。

 

長いミーティングは内容によってはよくないといいますが、私たちは一日がっつりとミーティングをする日程を一か月後に決めその他の予定は入れません。話す議題を絞り、それまでに各自話す準備をしておく。非常に有意義な時間です。話が尽きないんですよね、真剣に向き合っている人間が集まると、話が止まらない。面白いですね、こうも志を同じくする者が集まるというのは、通常1歩前進のところを、2歩や3歩進んだようなかけ合わされ、相乗効果が得られます。

 

1日に3つくらいの改善をして、毎日めまぐるしく変化しております。おかげで積み重ねてきた日々の小さな改善が、一か月後、一年後には大きな改善につながっているのです。日々成長、日々改善、日々感謝。

12 / 2015.10.9 金

 

【修行と精進の積み重ね】

本日の気づき【修行と精進の積み重ね】

今の時期9月~11月は、気候が穏やかで結婚式を上げるに良い時期とされています。(3月~5月もそうですね)その為納品ラッシュが続いています。(経営理念の的確な商品から:私たちは的確な商品の提供のため、デザインや数値に疑問を持ったらメモして確認しています。)

 

毎日、採寸を行う上で、お客様の好みも把握しながら仕上げたいシルエットをお客様と対話しながら作りこんでいきます。「今後の為に、ゆったり作りたい方」や「見た目重視で、座った時にきつくてもいいからタイトに仕上げてほしい」といった皆様のご希望は異なります。その部分を考慮しながらイメージをふくらまし設計しています。

 

しかし、お客さの要望を聞いているだけでは服作りとは言えません。私たちは、専門職の服づくりのプロとして時には” NO! ”と言わなければなりません。お客様の希望ばかり取っていては、他の動きに影響が出るためです。楽がいいからゆとりを入れても、当日沢山の写真を撮るのにあたり野暮ったくともいけませんし、タイトがいいからといってそのままタイトにしてしまっては、絶対に動きに制限がかかります。(服は着て何ぼ、動けて何ぼです。)

 

また、希望に沿ってもリスクが出てきます。体型と作り上げるシルエットによって余計な皺が出ることは多くあります。しわがない服など人間の体に身に着けるものとしてあり得ませんので、それをいかに希望に沿いつつ、皺を入れないで作り上げるかが私たちプロの仕事です。しわを妥協してでも、タイトに仕上げたい方、ゆとりを入れて楽がいいからと余り皺がでる箇所をいかに皺を出さないようにする美しくしあげるのか、これがセンスやこれまでの技術経験の積み重ねのたまもので、それが相俟ってお客様の希望を叶えることができます。

 

服作りは、拘りだしたらきりがないです。お客様が大変満足して下さっていても、「もっとゆとりを入れるとしわが消せるのに」や「もっとこうしたらいいのではないか」と、どんどん提案がわいてくるのです。私は、これの部分を職人なりの物づくりにおいてのホスピタリティーだと感じます。

 

「このお客様にはこうした感じに作り上げてたい」といった部分と、お客様の好みを織り交ぜて作るからこそ服作りとは面白くワクワクします。勿論、難しい体型の方もいらっしゃいますが、そこは腕の見せ所。ボットーネは、限界はありますが、サイズの融通は広範囲で効くパターンオーダーです。(体型や補正・骨格が違うため、皆様の個々のパターンを起こしてはおりますが)ビスポークではありません。ただし、対話しながら服を作るといった部分では、同じだと私自身は考えています。ビスポークでもパターンオーダーでもそれぞれに長所や短所がありますので、その使い分けはお客様の叶えたい要望に選び分けると部分かと思います。

 

ボットーネでは、お客様に喜んでいただけ必要とされるお店として、パターンオーダーを選びました。皆様の希望に叶える選択肢で、お店の個性も考えながらお選びいただければと思います。ボットーネでは、お客様と対話しながら服作りをすることを大事にしています。ボットーネのお店のコンセプトを気に入っていただけるお客様にお越しいただけ愛されるお店になるよう日々精進しております。接客にしろ、技術にせよ、いづれも日々の技術面の修行と繰り返しの精進が大切だと感じる業種です。日々努力、日々精進、日々感謝。

11 / 205.10.3.土

【経験と知識】

本日の気づき【経験と知識】

ご結婚式を控えた新郎様のタキシードを仕立てることが多くなるなか、安定して20代から50代までの幅広い年齢層のお客様のスーツを提案から採寸、フィッティングするにあたり、提案や採寸の内容、話し方が大きく異なります。(ミッションステートメントより:自信を持ち、与えられた仕事だけに満足せず進んでいます。)

 

これまで自分自身が培ってきた仕事やプライベートを含めた様々な経験と服の知識は勿論のこと、20代~50代までの男性の方が、どういった場所で、どういったお仕事をし、どういった方たちと過ごし、何を身に着けているといった事を把握して、コミュニケーションをとることが求められてきます。(そういうことを把握していなければ、この方の背景などがまったく浮かんできません。生地やデザイン、スタイルを提案するにあたり知らないということは、全く材料をそろえないまま料理をするようなものです。)

 

女性である私は、まだまだ経験・知識ともに不足を感じ歯がゆい事もあります。(もっと幅広く提案はできないのかと)今は休みの日に、市場を見て回り、ファッションの歴史とパターンや補正の本を見返し、直接パターンを教えた頂いたりと足りない知識を補い、自信をつけています。時には、自信を無くすこともありますが、未だに「同性であればもっと理解ができるのか」と、そう思うことも過去含め少なくないですが、男性が女性の服をデザインするように、メンズスーツを作る女性が在ってもいいと思います。自身の感性に従い他の人には真似のできない自分のスタイルを確立したいと考えています。

 

もっと学びたい、吸収したいことが山のようにあり、もっともっと自信のバリューを出し、向き合うお客様を引き立たせることのできる服作りを目指し、コンシェルジュとなり、今日もまた励んでいます。もっとうまくなりたい、もっと喜んでいただきたい、もっとお客様にとってかけがえのない存在でありたいと、心からそう思います。日々精進、日々進化向上、日々努力。

10 / 2015.9.30.水

【愛をもって、叱る】

本日の気づき【愛をもって、叱る】

ボットーネでは、1着の服を通してお客様に感動の体験をしていただくことを大切に、毎日お客様と向き合っています。(行動指針のホスピタリティーより:私たちは形式的ではない心の伝わるおもてなしを日頃から実践し、全員でシェアされる感動の体験を考え、提供し続けています。)

 

となると、コンシェルジュによって差があってはいけません。チームで動くボットーネでは誰がどの席に入っても差がなく、同じ感動を提供していくことが求められます。担当によってお客様の受け取り方が変わってしまってはボットーネの目指している使命のコンセプトから反れている事になります。そうあってはいけません。

 

目指している指針があるため、基準のラインを下回った対応ではお客様の前に立つことはできません。お客様に喜んでいただくことの為に全員で動いけるように、どんな細かなこともその場で指摘していくことの重要さを、昨日代表の松と3時間ほど話して、また諭されてました。(性格上、叱ることを避けていました。)

 

愛情の反対は無関心。私は、大切といいながらクルーの表情が険しくなると(その表情に反応し)、指摘を控えていました。これは、大切にしなければならないお客様に対して「失礼だ」と、代表より叱られました。「確かに、そうだ!」と、私たちは使命をもってお客様に向かっているにもかかわらず、クルーの表情に引っ張られ対応基準を下げてしまっていました。

 

私は、これまで叱るという愛情をもってクルーに接していませんでした。叱ることを恐れ、迷いがありました。(家族でいう、大黒柱の軸が揺れたり曲がってはいけません)お客様のことを考え、いちクルー(個人)の為にも、愛をもって指摘し、クルーと向き合っていきます。日々成長、日々前進、日々感謝。

9 / 2015.9.28.月

オーダータキシード お問い合わせフォーム