ボットーネ表参道サロンでは5月挙式に向けた新郎タキシードのご納品、夏婚・秋婚に向けた打ち合わせが続いており、以前としてダークブラウンのタキシードが人気があります。
真っ白やオフホワイトのウエディングドレスの隣にはダークトーンのタキシードがよく映え、ドレスを引き立たせることはもちろん、新郎の見た目の印象も引き締まって見えるというメリットがあるって知ってましたか?
今回は最近ご納品したお客様の『ダークブラウン』のタキシードをご紹介させていただきます。
結婚式場との打ち合わせが始まって「いよいよ衣装選びが始まる、、、!」という方やこれからウエディングドレスや新郎タキシードの試着を始める方、新郎タキシードをどう選べばいいか分からない…とお悩みの方は、是非参考してみてくださいね。
ダークブラウンが人気な理由
ブラウンタキシードにも幅広いトーンのものがありますが、特に人気なのがダークブラウンです。
ダークブラウンは新郎タキシードに求められるフォーマル感と、優しい色合いからもたらされるカジュアル感の両方を兼ね備えおり、ホテルウエディングのような厳格な雰囲気でも、ガーデンウエディングのようなリラックスした雰囲気でもどちらも対応できる懐の深さがあります。
『ダーク』というのが実は重要で、普通のブラウンだとカジュアル感がかなり強く、もちろんカジュアルウエディングであれば問題ありませんが、そうでない場合はもしかしたら実際に式場で感じる雰囲気にマッチしていない可能性があります。
そういった意味では、単にブラウンであれば何でも言い訳ではなく、しっかりイメージや写真移りなども含めてしっかり検討しないといけませんね。
もちろんボットーネでは、コンシェルジュが細かいところまでご提案させていただきますのでご安心ください。
ダークブラウン(シングル)
スタイルの良さを活かしたダークブラウンのシングルタキシード。
ダークブラウンは秋冬のイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、春夏挙式でも大変人気があります。
歴史ある挙式会場やガーデンウェディング等と相性が良く、新郎もほど良くオシャレな雰囲気にしたい方や個性を演出したい方にとってはピッタリのタキシードです。
タキシードのシルエットはスタイルの良さを活かすための設計をしていて、パンツは裾に向かって段々細くなるテーパードシルエットにしています。
パンツの丈は靴に少し掛かるくらいの長さにして、ヒザの絞り位置はやや高めにすることで、より一層足が長く見える工夫をしています。
上下のシルエットのバランスが整うように、ジャケットの丈はお尻が7〜8割りくらい隠れる長さに設計して、こちらもウエスト位置を高くして絞りを効かせています。
ベスト付きのタキシードの場合は、基本的にジャケットの前ボタンを開ける想定をしているので、このようにウエストはしっかりと絞る必要がありますね。
前から見ても後ろから見ても砂時計のようにくびれて見えるようなシルエットが理想です。
シャツはピンタック仕様にすることで更にフォーマル度がアップ、エレガントで隙のないタキシードの完成です。
ドレス姿の花嫁を引き立たせ、自然とエスコートすることができるのはこういった落ち着いたトーンのタキシードならではの特権ですね。
ダークブラウン(ダブル)
最後にご紹介するのはこちら、ダブル仕様のダークブラウンタキシード。
ダブル仕様にすることで、ダークブラウンのオシャレでカジュアルな雰囲気のまま、逞しい印象を作ることができます。
同じダークブラウンでもシングルとダブルとではタキシードの表情がまるで違いますね。
ダブルの方が襟を大きく、ややワイドラペルにする傾向があるのですが、襟そのものに存在感があって、ブラウンとブラックのコントラストが効いていて大変良い雰囲気です。
ダブルタキシードがレンタル衣装などではあまり見かけないことには理由があって、サイズ感が特にシビアなんです。
ダブルはその見た目の雰囲気からクラシックというか、少しおじさんっぽく見えてしまいがちで、全体のバランスをしっかりと整えてあげないとカッコいいタキシードにはなりにくいんです。
ウエストのくびれは特に大事なポイントで、余白を残さないように絞りを強く効かせていく必要があります。
でも実はこれって結構難しくて、ウエストの絞りが足りないと変に重厚感が出てしまいますし、絞り過ぎてしまうとシワが寄ってしまうことがあるのでギリギリを見極めなければいけません。
(私たちフィッターの腕の見せ所でもありますので安心してお任せを!)
こちらもパンツは細身で、裾に向かって少しずつ細くなっていくテーパードシルエットでお仕立てさせていただきました。
クラシックなダブルタキシードもこうすることで現代的でスマートな印象のタキシードに生まれ変わりますよ。
ジャケットの丈のバランスもダブルタキシードならではのこだわり隠れています。
シングルの場合はフロントカットが丸くカーブしているのですが、ダブルの場合は水平に真っ直ぐカットされているって知っていましたか?
1センチ丈が短いだけでまるで印象が変わります。
ダブルタキシードこそオーダーで仕立て甲斐のある一着なのです。
挙式後はスーツにリメイクできる
ボットーネが仕立てるタキシードは衿の形などのデザインを問わず、すべてのタキシードが挙式後にスーツへリメイクすることが可能です。
『ダークトーン』のタキシードであれば、スーツにリメイクして通常のビジネスシーンで使うこともできますし、結婚式に及ばれ時など「特別な時」に着用するスーツとして保管しておくこともできますね。
節目のイベント毎やお子さんが生まれた際は是非お宮参りなどで着てみて下さい。
大きくなったら入園式、卒園式、入学式と、様々なシーンであなたと共に人生を歩んで行ってくれます。
タキシードはタキシードの専門家にお任せください!
ということで、今回は『ダークブラウン』のタキシードについて解説させていただきました。
・タキシード選びって思ってたより大変…
・何から手を付けたらいいか分からない
・私達の結婚式には、ズバリどんな色のタキシードがおすすめ?
何か少しでも悩むことがありましたら、お気軽にボットーネにご相談くださいね。